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2014/05/16

"(仮)WHOLE COWORKING CATALOG"制作事始め

コワーキング協同組合では今、コワーカーが自分たちのコワーキングスペースを自分たちで起ち上げ、自分たちで運営していくためのガイドブック(仮称 "WHOLE COWORKING CATALOG")の企画を進めています。

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お久しぶりの更新で申し訳ありません。コワーキング協同組合の伊藤です。
 
私事で恐縮ですが、昨日、5月15日は、神戸にカフーツがスタートして満4年を迎えた日でした。多くの方にお祝いに駆けつけていただき大変有難い一日でした。
 
一応、日本で最初のコワーキングということになっているので、日本のコワーキングも4年が経過したということです。いやはや、早いようなそうでもないような。
と言っても、サンフランシスコで「コワーキング」という呼称で始まったのも2005年ですから、さして差はないものと思われ、むしろここからは日本ならではのコワーキング創世の時期に入ったと個人的には見ています。
 
さて、その想いが根底にあってですが、コワーキング協同組合では今、コワーカーが自分たちのコワーキングスペースを自分たちで起ち上げ、自分たちで運営していくためのガイドブック(仮称 "WHOLE COWORKING CATALOG")の企画を進めています。
 
そのイントロ部分は、こちらの個人ブログにも少し書いているのですが、
 
 
もう少しここでこのコンセプトのコアなところを書き留めておきますと、要は、スペースの運営をコワーカー自らが行うことで、自分たちのためのコミュニティを組成し、その場を活用して仕事したり学んだり遊んだりし、適宜、運営方法に修正を加えてより使いやすい環境に整備していく。
 
そしてそれをただ一人の人が主宰者として全部やるのではなくて、できれば数名で合同運営チームを結成してその中核となり、ドロップインで参加する(文字通り、利用するのではなくて、参加する)人たちの協力を得て(つまり、ドロップイン料金をいただくことで)、コミュニティの運営コストを賄いつつ、徐々に個々の負担を小さくしていき、さらにコワーカー仲間として輪を広げていくことで、各々の(スペースを運営することの)負担を最小限にしよう、というものです。
 
日本のコワーキング(スペース)の中には、(サンフランシスコで最初に「集まろうぜ」と言い出した彼みたいに)そもそも自分もコワーカー(フリーランサーやスモールカンパニーの人たち)であって、仲間を得て自分の仕事領域を広げるため、より質の高い仕事をするため、そして自分の人生を自分でコントロールしたいがためにコワーキング・スペースというコミュニティを運営しておる方がたくさんおられます。
 
今回のガイドブックは、そうしたコワーカーであるスペース運営者が過去に取り組んできた実践の中から、これから自分たちのコワーキングを立ち上げようとする人々の役に立つ知見や情報を、判りやすく伝えていこうというものです。
 
そしてこれはとりわけ、地方都市におけるスペース開設・運営に役に立つ内容にしたいと思っています。人口の少ない地方都市においても、いや、地方都市だからこそですが、コワーキングの持つポテンシャルをうまく活かすことで、地域経済活性化のためのプラットフォームになりえます。そのためには、想いを同じくする仲間たちが、自分たちの手段としてのコワーキングを、コミュニティを、自らスタートさせることが肝要です。
 
そしてこの場合、なんらかの立場で大いに関わってくるべきなのが、地方自治体、行政だと考えています。行政のコワーキングを巡る動きについては、昨年後半から徐々に目を見張るものが出始めており、それは北海道経済産業局のコワーキングを巡回して起業家支援を行うプログラムに始まり、四国経済産業局主催によるコワーキング・フォーラムの開催など、特に地方都市で目立っています。そして先般、宮城県は沿岸地域におけるコワーキング開設運営に対して相応の助成金提供を行う事業計画の公募を行いました。地方経済の再生のためにコワーキングの果たす役割について、行政もようやく実務レベルで動き出したのは大変喜ばしいことだと思います。
 
こうした社会の動きとシンクロして、くだんのガイドブックを、できれば8月9日の世界コワーキングデイに発刊する(かなり強行スケジュール)べく、編集グループを作ってスタートしました。
 
ところで、当初、その出版方法について、アマゾンのオンデマンド出版や、PDFダウンロード形式など、いろいろ協議しましたが、ここへ来て我々の趣旨に賛同してくれる出版社とコラボを組めることになりました。詳細はこれから詰めますが、その出版社の代表もかつてはPAXCoworkingのジェリーに参加された経験があるなど、やはりコワーカー・マインドが判る人とのコラボはより実践的なものになりそうで、スケジュールはタイトですが楽しい物になる予感がしています。
 
さて、今後、このガイドブックの進捗は折に触れ、ここでもお伝えしてまいります。(今日、ここで書きたいことも他にあるのですが、あまりに長くなるので次回に譲るとします)どうぞご期待ください。
 

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